子犬が下痢をするととっても心配になりますよね。
すぐに動物病院に行っても良いですが、下痢の原因を見つけることも大切です。
子犬の下痢には、様子見で良いものから早急に治療を要するものまで様々!
今回は子犬が下痢をする原因と対処法をまとめました。
愛犬の健康に役立てば幸いです!
子犬の下痢が続くときの原因は?
原因の多くは食べ過ぎとストレス
子犬は消化器官がまだまだ発達途中のため、ちょっとした刺激で下痢をしがちです。
では、子犬がどんな時に下痢をするのかを見ていきましょう^^
・食べ過ぎ
・ドッグフードが合わない
・牛乳を飲んだ
・ストレス
・(床や玄関など)冷たい場所で寝てお腹を冷やした
など。
特に食べ過ぎやストレスによる下痢は多いと言われているんですよ。
それでは、原因に対しての対処法を詳しく見ていきましょう!
食べ過ぎによる下痢
食べさせ過ぎかな?と思ったら、フードの量を見直してみましょう。
「食べたがるからついあげてしまう!」という飼い主さんも多いですが、子犬は一度に多くの量を消化することが苦手なため、一回量を減らし回数を与えるようにしましょう。
フードが合わなくて下痢
急に新しいドッグフードに切り替えると、体がそのフードの消化に慣れていないことから下痢をすることがあります。
ドッグフードを切り替える時は前のフードを混ぜながら少しずつ新しいフードに体を慣らしていくことが大切ですよ^^
しかし、徐々に慣らしたはずが下痢を起こす場合はそのフードの原料などが子犬の体質に合っていない可能性があります。
ストレスで下痢に!
新しいおうち(環境)にまだ馴染めず、緊張や疲れなどからストレスで下痢になることがあります。
子犬を構いすぎている、留守番が長すぎるなど、様々なことがストレスの原因となりうるため、思い当たることがあれば改善していきましょう。
牛乳を飲んで下痢
犬の体質によりますが、牛乳に含まれる乳糖が原因で下痢を起こすことがあります。
下痢を起こしやすい子犬には、「やぎミルク」がおすすめです!
やぎミルクは、とっても栄養豊富!
牛乳に比べて、「カルシウム」「ビタミンA、D、B1、B2、B12」が豊富。
なかなか食事からは摂取しにくい「カリウム」「銅」「マンガン」の含有量も!
「タウリン」にいたっては、なんと牛乳の20倍もあるんですよ。
一度に多くの栄養を摂取できない子犬には、強い身体作りや皮膚・被毛などの健康対策におすすめです。
大切な家族(子犬)には、保存料は一切不使用(無添加・無調整)のこちらのオーガニックヤギミルクがおすすめです♪
お腹を冷やして下痢
犬によっては冷たい場所で寝ることを好む子犬もいます。
また、部屋の中が暑すぎるために床やタイルなどで涼むということも。
子犬の寝床がある場所の温度や湿度を一度見直してみてもいいかもしれませんね。
上記のように、食べ物や環境による日常的によくある下痢ならさほど問題ありません。
しかし、拾い食いや中毒、感染症などからくる下痢もあるため、子犬に下痢以外の症状はないのか、よく観察する必要があります。
下痢が続いたら病院?様子を見る?対処法を教えて!
病院を受診した方がいい症状とは?
先ほどご紹介した通り、子犬はとても下痢になりやすいため、下痢をしたからと言ってすぐに慌てる必要はありません。
・下痢をしても元気がある
・下痢をしていたが一日で治った
など、下痢が半日~1日程度で治まり、子犬が元気に遊んでいる場合は大丈夫なことがほとんどです。
病院に連れて行く必要がある症状は、
・下痢が2日以上続く
・下痢以外に嘔吐もする
・ぐったりしている
・血便が出る
などの症状が見られる場合は、何らかの病気にかかっていることも考えられます!
早急に動物病院に受診しましょう。
下痢は処理せず病院に持っていこう
動物病院に受診する前に、下記のものを準備しておくと診察がスムーズかもしれません。
・下痢をしたペットシーツ
・メモ(①いつ②何回ほど下痢をしたのか③下痢以外にどんな症状が現れたか。などが書かれたもの)
いざ、動物病院で獣医師と面と向かうと慌ててしまい、何を言って良いのか分からなくなる可能性もあります。
そんな時に、上記のものを用意しておくと獣医師に症状を伝えやすくなりますよ^^
子犬が下痢をしたあと食事をさせても大丈夫?
下痢をした後は、胃腸を休ませるために半日以上は水飲みで過ごさせ、食べ物は与えない方が無難です。
しかし、月齢の小さな子犬の場合、絶食は危険です。(実行しても一回量)
子犬には、フードを柔らかくする方法をとりましょう。また、葛湯などの胃に優しいものを与えるのも良いですね^^
葛湯は、子犬の胃を保護し、水分補給に役立ちます^^
葛湯の作り方レシピ
【材料】
・本葛粉 大さじ1
・水 1カップ
【作り方】
1:鍋に本葛粉と水を入れて、そのまま5分置きます。
(※水にしばらく浸しておくことで、水分を吸収して混ざりやすくなります。
2:スプーンやヘラなどでよく混ぜて、弱火にかけます。
3:鍋底にこべりつかないように時々かきまぜながら、半透明になるまで加熱。
4:半透明になったら、人肌以下まで冷まします。
【一日に与える量の目安】
1kg : 110g
3kg : 250g
5kg : 370g
7kg : 470g
9kg : 570g
10kg : 620g
是非つくって見て下さいね。
本葛粉は、人間も食べられるくず粉を使用します。
なるべく無農薬で無添加のくず粉で作ってあげると身体への負担を減らすのでおすすめです。
まとめ
子犬はちょっとしたことで下痢を起こしがちですが、なかには感染症などが原因となっていることもあるため、「いつものこと」と思わずにきちんと様子を観察しましょう。
それでは今回の記事をまとめます。
① 子犬の下痢の原因の多くは食べ過ぎとストレスによるもの。環境を見直そう。
② 下痢をしても1日程度で治まり、元気なら問題ないことがほとんど。2日以上続く、あるいは、下痢の他に嘔吐、血便などの症状が見られたら早急に動物病院へ。
③ 受診の際、便を持っていくと獣医師に分かりやすい。
下痢の原因を見つけて、一刻も早くお腹の痛みから救ってあげたいですね。
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