病院や美容室などお母さん1人で出かけたい時もありますよね。
でも赤ちゃんの人見知りが激しい場合、人に預けるのをためらってしまいます。
そこで人見知り赤ちゃんを預ける前にやっておくべき3つの事と、赤ちゃんを預けるときのコツを紹介します。
これを知って置くと人見知り赤ちゃんでも、すんなり預けることができちゃうかも♪
人見知りの激しい赤ちゃんを預けるのは酷?
日々成長を続ける赤ちゃんは、1番お世話をしてくれる母親の存在を認識するようになり、それと同時に母親以外の人に対して不安感を抱くようになります。
これがいわゆる“赤ちゃんの人見知り”と言われるものです。
そんな赤ちゃんの人見知りも2歳を迎える頃には落ち着きを見せますが、赤ちゃんには個人差があるのでほとんど人見知りをしない子もいれば、激しく人見知りをしてしまう子もいます。
激しく人見知りをしてしまう赤ちゃんの場合、お母さんも頭を悩ませてしまうことが多いですよね。
でも病院や美容室など、できるならお母さん1人で出かけたい場所がある。そんなとき、人見知りが激しい赤ちゃんを預けて出かけるのは酷なのでしょうか?
この時期の赤ちゃんを預けることに対しては賛否両論ですので、こうすることが正解!と断言することはなかなか難しいものです。
しかし逆を言えばどちらも間違いではありませんから、お母さん自身の考えにしっくり来る方法を取れれば良いと私は思います。
それでは人見知りの激しい赤ちゃんを預けることに対する意見をご紹介していきます。
人見知りの激しい赤ちゃんを預けるのはかわいそう
自分の子どもが人見知りの激しい子だと分かっているのなら、預けるのはかわいそうだと思います。
まだ赤ちゃんだから慣れてくれるだろう…と親が思っていても、赤ちゃんにとっては置いて行かれたと思うはずです。
それは赤ちゃんにとってかわいそうなのはもちろん、きっとストレスになってもっと人見知りが激しくなってしまいますよ。
赤ちゃんの記憶力は侮れません。
最近では赤ちゃん連れに対して心遣いが行き届いている美容室や病院がたくさんありますよ。
わざわざ預けて泣き通しにさせてしまうのなら、できる限り一緒にいられるようなところを探せば安心ではないですか?
泣き続けてひきつけを起こしたり、咳こんで吐いてしまったりするかも…と考えてしまうので私は預けることはせず、一緒に連れて行っていますよ。
人見知りが激しい赤ちゃんでも預けてしまう
人見知りが激しく泣きわめく我が子を預けるのは心苦しいものではありますが、長い目で見ると絶対に離れなくてはいけない状況もあるかもしれません。
いざというときのために祖父母に預けることを始めました。
最初は短い時間からスタートし、それでも大泣きされましたが何度か預けていくうちに次第に人見知りも最初ほどではなくなりました。
思い切って預けてしまって良かったです。
場所によっては赤ちゃん連れOKや保育ルームありなどのお店がありますが、それでも連れて行ってずっと泣かれるのは他の人にも迷惑がかかってしまうのでできず…。
その点では一時預かりなら赤ちゃんの人見知りに対して理解してくれますし、「泣くのは仕方ないことですから、安心してお出かけしてきてください。」と言ってもらえてなんだか肩の荷が下りました。
最初はぎゃあぎゃあ泣かれましたが、次第に慣れてくると思います。
預けていくうち、別れ際に少し泣く程度になりましたよ。
どうしても預けなくてはいけない場合ってありますからね、実際に私も短時間から祖母に預かって慣らしました。最初は大泣きで大変でしたが、預ける回数が増えていくたびに慣れて、すぐに泣き止むようになりましたよ。
最初は可愛そうで心が痛みますが、少しずつ慣らしてあげた方が、どうしても預けなくていけない場合に、いきなり知らない人に預かってもらうよりは、最初は短時間から祖父母や保育士さんに慣れさせた方が実は赤ちゃんの為だという事があります。
それでもヤッパリ可哀想だと思ったら、預ける前の前段階でしっかり準備してあげることが重要です!
人見知りの赤ちゃんを預ける前にやっておきたい3つのこと
人見知りする赤ちゃんを預ける時、お母さんも赤ちゃんもお互いに不安でいっぱいになりますよね。
いきなり預けてしまうと人見知りをする赤ちゃんにとって、お母さんがいない世界で突然1人きりになったかのような気持ちになり、ただ泣き続けることしかできず、大きなストレスを与えてしまいます。
そこで前もって実行しておくことで、お母さんも赤ちゃんも少し安心できるようになる3つのことをご紹介していきますね。
たくさんの人に会わせて徐々に慣らしていく
赤ちゃんの人見知りの大きな理由は「母親を認識できるからこそ、母親以外に対して不安を抱くため」なんです。
お母さんが一緒にいることで赤ちゃんは安心感を得ています。
お母さん以外の人に対する好奇心や関心も少しずつ出てきているのですが、不安のほうが上回ってしまうので泣いてしまうのです。
そのため人見知りを少し楽にするためにも“普段からたくさんの人に会わせる”ということが大切です。
日常的に人見知りが原因で赤ちゃんに泣かれてしまうと、自然と人と会わせることを避けてしまうようになりますよね。
誰かに迷惑をかけたくない気持ちからも避けがちになってしまう、そんなお母さんの気持ちはよく分かります。
ですが避ければ避けるほど赤ちゃんは母親以外の人に対して緊張するようになり、ますます人見知りに拍車がかかってしまう…なんてことも少なくありません。
だからこそ、“身近な人から徐々に、赤ちゃんとたくさん会ってもらう”ということがポイントです。
祖父母や親戚の人から始めると、まったく知らない人に比べて少し気楽ですよね。
思い切って、「人見知りをする時期になったので泣いてご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、もしよければ話しかけてあげてくれませんか?」などとお母さん自身から、赤ちゃんの人見知りについて話してしまえば理解を得られるので安心ですよ。
他にもたくさんの会わせるのにおすすめの場所があります。
それは赤ちゃん連れのお母さんたちが集まる子育てサロンといったその地域ごとに根付いた施設です。
赤ちゃんにとっては大人との交流だけでなく、赤ちゃん同士で交流するのもよい経験になります。それ以上に同じように人見知りをしている時期のお母さんたちと交流できるチャンスもありますし、赤ちゃんが泣いてもみんな同じですから気持ちも楽です。
赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、多くの人と交流しつつ息抜きできる場になりますよ。
色々な場所にお出かけをして外の世界に触れる
人見知りと聞くと、どうしても人に対して不安になることを想像しますよね。
でも実は母親以外の知らない人に対してだけではなく、知らない・見慣れない場所に対しても敏感なのが赤ちゃんなんですよ!
人見知りを少しでも楽にするのなら、誰かに会ってもらうだけでなく、赤ちゃんに色々な場所を教えてあげることも大切です。
場所によっては明るさが異なりますし、静かな所もあれば、騒がしい所もあり、その場所によって雰囲気はガラリと変わるものです。
できるだけいろんな場所の音や光を経験しておくことで、赤ちゃんが緊張せずにリラックスして過ごすことができる基礎作りになります。
赤ちゃんを預けようとしている施設や園があるのであれば、いきなり預けるよりも何度かお母さんが一緒に訪れて慣れさせることをおすすめします。
まったく知らない場所に預けられるのに比べて赤ちゃんは安心できるようになりますよ。
預ける人とお母さんが仲のいい姿を見せる
赤ちゃんが安心できる1番の存在は、なんといってもお母さんですよね。
赤ちゃんはそんなお母さんの表情や声のトーンからその場の状況や雰囲気を読み取っています。なのでお母さんが緊張していると自然と赤ちゃんに伝わってしまいます。
だからこそ赤ちゃんを預ける前に、預かり先の先生やスタッフの方々とお母さんが仲良くしている姿を見せておくことが大切です。
お母さんがニコニコと笑顔で会話している姿を赤ちゃんが見ることで、「お母さんが楽しそうにしているならきっと大丈夫」と思ってくれるようになります。
赤ちゃんの不安感を拭い、できるだけ安心感を与えてあげるためにも行ってみてくださいね。
人見知りの赤ちゃんを預けるときのコツ
ただでさえ赤ちゃんを預けるのには色々な心配が頭をよぎりますが、人見知りの時期だとなおさら心配になってしまいますよね。
そんな人見知りの赤ちゃんを預けるとき、ぜひともおすすめしたいコツがいくつかありますのでご紹介していきますね!
最初に預けるのは短時間から
赤ちゃんを預けるのに大切なポイントの1つが“短時間から”ということです。
赤ちゃんの様子を見ながらお世話をしてくれる場所だから大丈夫!と思いがちですが、いきなり長時間預けるのは赤ちゃんにとって大きな負担になりがちです。
赤ちゃんは泣くことでしか気持ちを伝えることができないからこそ、お母さんが離れている間、赤ちゃん自身が疲れるまで泣き続けてしまうこともあるほどです。
ただでさえお母さんが離れるだけで不安を抱えやすい人見知りの時期に、このような記憶が根付いてしまうと、たった1度でも懲りてしまう赤ちゃんもいるので、スタートは短時間から少しずつ、徐々に時間をのばしていくのがコツなのです。
赤ちゃんもそのうちにしっかり順応してくれますから心配はいりませんよ。
赤ちゃんが落ち着く物を持っていく
赤ちゃんはお母さんと離れるときに想像以上に不安を抱いているものです。
人見知りの時期に入った赤ちゃんは人に対してだけではなく、知らない場所に対しても“場所見知り”と言われるように不安を抱いてしまうことがあります。
知らないもので囲まれてしまう環境は、赤ちゃんにとって強いストレスになってしまいます。
そんなときにおすすめなのが、赤ちゃんが普段から使用しているものなど落ち着くものを持っていくことです。
ブランケットやお気に入りのおもちゃなど、赤ちゃんを預けに行くとき一緒に持ち運びが簡単にできるものならなんでもOKです。
いつも身の回りにあるものが、慣れない場所にいても近くにあることで心が落ち着きます。
持ち物にはしっかり記名をして、預ける際に「これがあると落ち着くと思うので置いていきます。」などと一言声をかけていくと失くすこともなく安心ですよ。
満腹で眠い状態で連れて行くのがベスト
赤ちゃんを預けるときに前もってしっかりお腹を満たしておいてあげることで、お母さんが恋しくて泣いてしまった場合でもあっという間に寝てしまった!なんてことがあるのが赤ちゃんです。
空腹時だと赤ちゃんも落ち着くことができませんし、ますますお母さんの存在が必要になってきてしまいます。
それを避けるためにもお腹が満たされてお昼寝してしまうかな?と思うような時間に連れていくと、赤ちゃんにとってもお母さんにとってもベストですよ!
ただしお腹がいっぱいになってすぐに預けてしまうと、お母さんと離れる際に大泣きして吐き戻してしまうこともあります。赤ちゃんに適した時間をあけてから預けるといいですね。
泣いて当たり前と思うようにしましょう
人見知りの時期に入ると、ほんの少しお母さんと離れるだけで大泣きしてしまいますから、慣れない場所に預けるときなんてすさまじい大泣きをすることがあります。
そんな赤ちゃんの姿を目にしたら、「預けるなんて間違っている…?」とお母さんまですごく不安になりがちですが、人見知りに限らず泣いてしまうのが赤ちゃんです。
かわいそうな気持ちになってしまいますが、ここは「赤ちゃんは泣いて当たり前!」とどっしり構えてしまいましょう。
お母さんの不安な気持ちが赤ちゃんに伝わってしまいますし、最初に大泣きしてしまっても必ず少しずつ慣れてくれますから、仕方ないものだと受け入れてしまいましょう!
必ず連絡が取れるようにしておく
慣れない場所で過ごしていると、体調不良など思わぬ状況になってしまうことがあります。
他にも地震など自然災害時にも連絡がある場合があるので、預けている時間内であってもしっかり連絡が取れるようにしておくことが大切です。
電波が届かなくなってしまう場所や、電源を切らなくてはならない場所に行く場合には注意が必要です。
病院内などどうしても連絡がつかない状況になる可能性がある場合は、緊急連絡先として必ず連絡がつく代理の人を立てておきましょう。
その旨をしっかり預け先に伝えることも忘れないでくださいね!
まとめ
人見知り真っ最中の赤ちゃんを預けるにはいろいろな意見がありますが、人見知りと言っても赤ちゃんによって違った個性がありますし、お母さんの考え方も様々です。
正しい答えがないからこそ、赤ちゃんとお母さんにとってベストな方法が正解と言えるはずです。
人見知りの赤ちゃんを初めて預けるのは、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても不安が大きいと思いますが、ぜひご紹介してきたことを参考にトライしてみてください。
コメント