冷凍食品は普段の生活で欠かせないくらい手軽で美味しいものが増えている冷凍食品。
でも心配なのは、どれくらいの頻度で食べているかによって健康に悪い影響をあたえるのか?と心配に思う方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回はその気になる、
✅冷凍食品は本当に健康に悪いのか?
✅どのくらい食べると体に影響を与えてしまうのか?
✅冷凍食品に含まれる添加物について
✅冷凍食品を毎日食べるとどうなるのか?
✅添加物が少なめのおすすめ冷凍食品
についてご紹介していきたいと思います。
冷凍食品を毎日食べると健康に悪いと言われる理由
はじめに冷凍食品を毎日食べ続けた場合、健康に悪いと言われる理由についてご紹介していきます。
栄養バランスが偏りがちに
毎日食べると影響が出てきやすいのが、この栄養バランスの偏りではないでしょうか。
冷凍食品の種類にもよりますが、主食のパスタやお米類(チャーハンなど)、粉もの(お好み焼き・たこ焼き)など、それだけを食べてしまうと栄養バランスにかなり影響が出てしまいます。
ですから主食だけでなく野菜類やおかずなど、上手く組み合わせて食べることをおすすめします。
味付けが濃い
長期保存をするために味付けが濃く作られている冷凍食品は、どうしても塩分過多などになってしまいがちです。
味付けが濃い分満足度も高くなりますが毎日食べる場合、健康に影響が出てしまうのではないでしょうか。
油が酸化しやすい
揚げ物は特に家で作ると大変ですよね?
冷凍食品になっているととても助かると思うのですが、冷凍保存をしていても油の酸化は止めることが実は難しいんです。
そのため冷凍だからといって長期保存している揚げ物などを食べ続けることも、健康にはあまりよくありません。
多くの添加物が入っている
冷凍食品のみに限らないのですが、長期保存目的や色どりのために多くの添加物が使用されています。
美味しく見えるように調整されていたり、味も美味しく感じるように添加物で調整されていたりします。
食べてしまったからといってすぐに影響が出るということはないのですが、毎日食べ続けるのはちょっと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
冷凍食品に入っている気になる添加物
身近にある添加物ですが、冷凍食品に入っている3つの添加物についてご紹介していきます。
PH調整剤
【使用目的】
食品には品質を保つための適切なPHがあるといわれていて、食品の変色、変質、腐敗を抑えて適切なPHに調整するために使用されています。
微生物の抑制効果などがあるそうです。
【使われている食品】
冷凍食品だけでなく、コンビニやスーパーのパンやおにぎり、お弁当にも使用されています。
【健康被害】
健康被害としては腸内細菌が死んでしまうなどといったことがあると言われているようです。
PH調整剤は実はいくつか種類があるのですが、何の種類のPH調整剤がどのくらい入っているかという表記まではされていないので、そういった面でも摂取しすぎるのは控えたいですね。
タール系着色料
【使用目的】
彩りを鮮やかに見せるために食品への色付けとして使用されています。
【使われている食品】
冷凍食品だけでなく、菓子パン、ゼリー、たくあん、紅ショウガなど鮮やかな色がついているイメージのものに多く使用されています。
【健康被害】
日本では安全性を確認しているとされていますが、海外では発がん性があると言われているものもあるようです。
また、胎児に障害を引き起こしてしまうとも言われているので妊婦さんや小さい子どもさんは気を付けたいですね。
人工甘味料
【使用目的】
砂糖より強い甘みを持つともされていて食品の甘さや味を調えるのに使われています。
【使われている食品】
冷凍食品だけでなく、お菓子、飲料水などにも多く含まれています。
【健康被害】
人工甘味料もいくつか種類があり、それぞれで異なりますが、発がん性や糖尿病に関連するのではないかともいわれています。
また依存性が高いともいわれているのでそのような効果が合わさって健康に影響を与えてしまうのではないでしょうか。
種類や人によってはお腹の調子を崩してしまう場合もあるようです。
冷凍食品を毎日食べ続けるとどうなるの?
冷凍食品は簡単で美味しく、時短もできるのでついつい食べたくなってしまうものですが、毎日食べ続けるとやはり栄養バランスや身体への影響も気になるところですね。
冷凍野菜などで補うという方法もいいとは思うのですが、主食が冷凍食品のみで濃い味のものばかりだと塩分が多くなってしまうのであまりおすすめはできないなと感じます。
添加物の量についても、一つ一つは規定量を守られていて安全に食べられるように作られていますが、どんどん蓄積されることで病気になってしまったり、病気を引き起こす原因となってしまう場合があります。
絶対にとは言い切れませんが毎日ではなく回数を減らすのがいいかもしれませんね。
冷凍食品に限らず周りの食べ物には添加物も入っているのですが、特に手軽にごはんとして取り入れられる冷凍食品だからこそ気を付けたいですね。
冷凍食品に添加物が少なめのおすすめ冷凍食品
添加物が気になるけど冷凍食品をストックしておきたいという方に、おすすめの添加物が少なめ冷凍食品をご紹介していきます。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
味の素 具だくさん海老ピラフ
そのまま食べても、アレンジしても美味しい幅広く活躍できる海老ピラフです。
バターやブイヨンの深い味も楽しめて、メインとしてだけでなく小腹がすいたときのおやつとしてもおすすめです。
米、野菜、えび、マッシュルーム、野菜加工品、食塩、ブイヨン風調味料、砂糖、バター、植物油脂、ワイン、卵白、焦がしバター風味油、香辛料、でん粉、チキンエキス、アサリエキス調味料、魚介エキス調味料、発酵調味料、ナチュラルチーズ、バターオイル、いため油(ラード、なたね油)、調味料(アミノ酸など)、その他
気になる着色料や、甘味料などは使われていないのは嬉しいですね。
ニチレイ 衣がサクサク牛肉コロッケ
お弁当のおかずにも、いつものごはんに一品追加したい時にも役に立つ牛肉コロッケです。
6個入りなので開けて早めに食べきれる個数というのも嬉しいですね。
野菜、牛肉、砂糖、しょうゆ、パン粉、大豆加工品、小麦粉加工品、ビーフオイル、食塩、みりん、粒状植物性たん白、香辛料、しょうゆ加工品、衣(パン粉、植物油脂、でん粉、粉末状植物性たん白、粉末卵白)、揚げ油、加工でん粉、酢、アセロラ濃縮果汁、キサンタンガム
品質維持のためにキサンタンガムを使用していますが、添加物は比較的少なめの冷凍食品だと感じます。
キサンタンガムも安全なものとされているので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思いますが、多量摂取などをおこなうとアレルギーや肥満、糖尿病に関連する可能性があるとも言われているので、毎日食べ続けることなどは控える方が良いかなと感じます。
ホクレン 北海道産かぼちゃ
こちらは野菜をそのままカットして冷凍しただけの冷凍食品となっています。
材料は、北海道産のかぼちゃのみで安心です。
カットするのが大変なかぼちゃも既にカットされた状態となっているので普段の料理に使いやすくとても便利♪
冷凍の野菜は収穫してすぐに冷凍されているようなので栄養素や新鮮さをほとんど損なうことなく保たれているのでとても嬉しいですね。
冷凍野菜は時短にもなり、栄養もしっかり摂れるのでおすすめの冷凍食品となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段の生活に馴染みのある冷凍食品ですが、食べ続けるには栄養面や添加物からの体への影響が気になってしまいます。
ただし食べ続けた場合が特に心配となるので、適切な量であればお弁当のおかずやごはんの時短、調子が悪いときのサポート役として役立てていってもいいのではないでしょうか。
添加物の少ないものや、野菜だけなどの冷凍食品は特におすすめとなるのでぜひチェックしてみてくださいね。
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