風邪予防だけでなく、花粉症などの季節になると、マスクをつける機会が多くなりますよね。
しかし、マスクをしていると化粧崩れをしてしまうのが、困るところでもあります。
外出先で化粧崩れした時に、簡単にメイク直しが出来ると安心ですよね♪
そこで今回は、マスクをしていても化粧崩れしない方法や、化粧崩れをしてしまった時の直し方のコツを、ご紹介したいと思います。




マスクで化粧崩れする原因とは?
朝、せっかくきれいにメイクをしても、お昼には化粧崩れしてしまう…という方、多いのではないでしょうか?
ここでは、化粧崩れの原因から、マスクをしていても化粧崩れしない、すぐに実行できる方法をご紹介したいと思います。
それではまず、マスクで化粧崩れしてしまう原因を具体的にみてみましょう。
マスクと肌がすれてしまう事による化粧崩れ
そもそもマスクは、ウイルスや花粉などの予防のためにするものですので、しっかりお肌に密着させた状態で着用します。
しかし、会話をしたり、動いているうちに、マスクが動いてしまい、お肌との間に摩擦が生じます。
その時に、マスクが擦れた部分のメイクが崩れてしまい、化粧崩れをおこしてしまうのです。
マスク内の湿気や蒸れによる化粧崩れ
最近のマスクは、とても優秀ですので、繊維がとても細かく作られています。
そのため、マスクをしていると、自分の息でマスク内の湿度が高くなり、蒸れやすくなって化粧崩れに繋がってしまうのです。
乾燥による化粧崩れ
マスクをしていると、マスク内の湿度が高くなるので、潤うイメージがありますよね。
しかし実際には、マスクの外には乾燥した空気があり、マスクを付けたり外したりした時に、一気にお肌の水分が蒸発してしまうのです。
その結果、お肌の潤いが奪われ、乾燥による化粧崩れが起きるのです。
またお肌の表面が乾燥すると、過剰に皮脂が分泌されるので、さらに化粧崩れしやすくなります。

じゃあ、どうすればいいの?
マスクによる化粧崩れを防ぐためには、ベースメイクが重要となります。
そこで、化粧崩れを防ぐベースメイクの選び方を紹介します。
マスクによる化粧崩れを防ぐベースメイクの選び方!
ベースメイクの選び方でも、マスクによる化粧崩れを防ぐことが出来ます。
乾燥肌や脂性肌、敏感肌など、肌質は人によって様々です。
ベースメイクは、メイクの土台です。
肌質によって、水分量も変わってくるので、自分の肌質に合ったベースメイクを選ぶことで、より化粧崩れを防ぐことが出来ます。
脂性肌の人
脂性肌の人は、もともと脂分の多い肌質なので、ベースメイクは油分の少ないものを選ぶようにしましょう。
オイリーカットやオイルフリーの商品も、多く売られているので選びやすいと思います。
乾燥肌の人
乾燥肌の人には、保湿成分の配合されたベースメイクがオススメです。
保湿成分として有名なのは、「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」などがあり、保湿成分の配合量が多いもので乾燥を防ぐことが出来ます。
敏感肌の人
敏感肌の人にオススメなのは、刺激の少ない低刺激性のベースメイクです。
「紫外線吸収剤」や「パラベン」、「合成着色料・香料」を使用していない商品を選ぶと良いでしょう。
メイクオフをする時に、石鹸で落とせるタイプのものを選べば、クレンジングの際にお肌を痛めることも避けられます。
混合肌の人
混合肌の人は、皮脂を吸着してくれる効果と保湿効果を、両方兼ね備えているベースメイクがオススメです。
Tゾーンはテカるけど、頬は乾燥しやすい混合肌は、皮脂抑えと保湿の両方が大切です。
マスクによる化粧崩れを防ぐファンデーションとは?
さて、マスクをしている時に、「リキッドファンデーション」と「パウダーファンデーション」、どちらが崩れにくいのか、気になりますよね?
マスクによる化粧崩れを防ぐコツは、自分の肌質に合ったファンデーションを選ぶことです。
乾燥肌の人に向いているのは「リキッドファンデーション」

乾燥肌の人にはリキッドファンデーションがおすすめです。
もともと、お肌の水分量が少ない乾燥肌さんは、長時間しっとりした保湿力をキープしてくれて、お肌に密着してくれるリキッドファンデーションが最適です。
乾燥肌の人が、パウダーファンデーションを使うと、お肌に密着せず、マスクにすぐついてしまい、化粧崩れの原因になってしまいます。
脂性肌の人に向いているのは「パウダーファンデーション」

テカリが気になり、お肌に脂分が多い人には、パウダーファンデーションがオススメです。
リキッドファンデーションは、ファンデ自体に油分が多く、脂性肌の人が使うと、小鼻などのヨレの原因になります。
脂性肌の人が、パウダーファンデーションを使う時のポイントは、塗り過ぎない事です。
パウダーファンデーションは、、小鼻にファンデが溜まってしまい、マスクによる湿気で、化粧崩れの原因になるので気をつけましょう。
リキッドファンデーションも、パウダーファンデーションも、それぞれ特徴があります。
自分の肌質に合わせたファンデーションを選ぶことで、マスクによる化粧崩れを、防止しましょう!
マスクによる化粧崩れを防ぐために出来ることは?
では、実際にマスクによる化粧崩れを防ぐために、私たちが日常的に出来ることをご紹介したいと思います。
ベビーパウダーを使う
マスクによる化粧崩れを防ぐには、なるべくマスクにメイクが付かない工夫が必要です。
そこで活躍してくれるのが、「ベビーパウダー」でマスクの内側にはたいておく事で、化粧崩れを防ぐ方法です。
ベビーパウダーは、よく夏場などに襟元や汗ジミ予防で使用されたりしますが、原理は同じです。
ベビーパウダーを使う事によって、表面をサラサラにコーティングし、お肌とマスクの摩擦や湿気を軽減してくれます。
余分な皮脂をoffする
みなさんは、メイクをしてすぐにマスクをしていませんか?
メイク後のお肌には、余分な皮脂やファンデが残っています。
マスクによる化粧崩れを防ぐには、余分な皮脂や油分はティッシュなどでオフし、スポンジなどで表面を落ち着かせてからマスクをしましょう。
フィニッシュパウダー
メイクの最後に、フィニッシュパウダーをはたくことも効果的です。
フィニッシュパウダーをはたくことで、お肌の表面の凹凸がなくなり、サラサラの状態を作ることが出来るので、マスク内に湿気が溜まった時に、化粧崩れを防ぐ事が出来るのです。
マスクによる化粧崩れの簡単な直し方を紹介!
外出先で、マスクによってメイクが崩れてしまった時の、簡単な直し方をご紹介したいと思います。
マスクによって崩れてしまったメイクを直すときのポイントは、崩れた部分だけ直すという点です。
全体的に塗り直してしまうと、もともと崩れてなかった部分まで崩れやすくなってしまいます。
マスクによって化粧崩れがしやすい場所は、主に「鼻筋」「頬」「顎や口まわり」と言われています。
鼻筋の化粧崩れの直し方
「鼻筋」は、みなさん化粧崩れが一番気になる部分ではないでしょうか?
特に、小鼻のあたりのヨレは、なかなか直しづらい場所ですよね。
まず一度小鼻全体を乳液を染み込ませたコットンなどでオフします。

乳液にはとろみがあり、適度に保湿も出来るので、崩れてしまったメイクを落とすのに最適なアイテムなのです。
予め、外出する時に、乳液をコットンに染み込ませた状態で、準備しておくと、ササっと直すことが出来ますよ!
頬の化粧崩れの直し方
頬は、化粧崩れをするお肌の面積が大きい場所ですので、全体的に直す事が大切です。
頬に必要な直し方で、重要なのが「保湿」と「地ならし」です。
乾燥した状態では、せっかく直しても、ヨレやすくすぐに化粧崩れしてしまいます。
①乳液などの保湿液を使い、コットンなどでしっかり保湿をします。
②その後、すぐにファンデーションをつけるのではなく、何もついていないパフで、ヨレてしまった部分をならします。
③ある程度ならしたら、朝メイクの時に使ったファンデーションが既についているパフで、抑えましょう。
新しくファンデーションをつけてしまうと、厚塗りになり、化粧崩れの原因になります。

こすりつけず、軽く抑えるのがポイントです。
顎や口まわりの化粧崩れの直し方
顎や口まわりは、とても乾燥しやすい場所です。
そのうえ化粧崩れによって、ほうれい線が目立つのでハイライトを使うのがオススメです。
乳液などで保湿をしたあと、凹凸を消すようにハイライトをつけると、光の効果で細かい凹凸が消え、化粧崩れが目立たなくなりますよ。
それでも、崩れが気になる場合は、フィニッシュパウダーなどを薄くはたく程度にしましょう。
おすすめの『フィニッシュパウダー』は、思わず触りたくなるようなふんわり美肌を演出してくれる【マシュマロフィニッシュパウダー】です。


化粧崩れした肌にファンデーションを更につけてしまうと、乾燥による化粧崩れが大きくなってしまいますので、注意が必要です。
まとめ
マスクによって化粧崩れをしてしまう原因や、直し方などの対処法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
風邪予防や、花粉症対策として、マスクをつける時間が長くなる時期は、化粧崩れがとても気になりますよね。
同じくマスクをつけていても、肌質によって化粧の崩れ方に違いがあり、それによって直し方も変わってきます。
また、マスクをつける前の、ベースメイクを気をつけると、その後の化粧崩れにも違いが出て来ることも分かりました。
マスクによる化粧崩れに対する対処法は、普段のスキンケアとは違った視点で見る必要があります。
自分の肌質に合ったケアをして、それぞれにあった対処法で、マスクによる化粧崩れを防ぎながら、この時期を乗り越えましょう!
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