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納豆を赤ちゃんにそのまま与えていいのはいつから?加熱しなくても大丈夫?

子育て・教育
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赤ちゃんの離乳食に納豆を与えるママも多いと思いますが、

・納豆を赤ちゃんにそのまま与えていいのか?
・いつから与えてもいいのか?
・加熱しなくても大丈夫なのか?
・納豆を与える量はどれくらいなのか?

と初めての食材を与えるときは不安で一杯ですよね?
私も子育て経験者なのでその気持ちよ~く分かります!

そこで、実際に私が子供たちに納豆を食べさせた方法や、納豆を赤ちゃんに与えるときの疑問や不安をすっきり解決しちゃいます!

 

 

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納豆を赤ちゃんに食べさせて大丈夫?

納豆 赤ちゃん いつから

納豆を赤ちゃんにそのままを与えていいのはいつからか?という疑問の前に、必ず確認しておくべき事があります。

特に初めての食材を赤ちゃんに与える場合も同様。
まずは納豆の場合は大豆アレルギーが家族にいないかを確認してください!

納豆は栄養バランスもく、便秘解消、貧血予防など赤ちゃんにとって優れた食材なので、アレルギー症状がなければ積極的に離乳食に取り入れたい食材です。

でもいくら体にいいとは言っても、大豆アレルギーを両親どちらかが持っていると、赤ちゃんが遺伝的に受け継いでいる可能性が高いです。

ですから、まず大豆アレルギーが家族内にいないかを確認してから、いないようであれば、こまかく刻んでだものを少しずつ「おかゆ」などに混ぜて試してみてください。

心配な方は、病院で血液検査によるアレルギー検査が出来ますので、チェックしてから与えるようにしてくださいね。

 

納豆を赤ちゃんにそのまま食べさせるのはいつからがベスト?

それでは、ここからが本題!

納豆を赤ちゃんに与えるのは、順調に離乳食が進んでいるのであれば、7~8ヶ月くらい(離乳食中期くらい)がベストです!

最初は納豆の粒をこまかく刻んだでから、おかゆなどに混ぜてあげると喜んで食べてくれますよ。

こまかく刻むの時間がない場合は、最初から刻んである「ひきわり納豆」がおすすめ♪

ひきわり納豆の方が栄養価も高いので、時短と栄養価を考えるとひきわり納豆がいいかもしれませんね。

だたし、ひきわり納豆は普通の納豆に比べると少し割高なので、そこはお財布と相談。

ちなみに、納豆の粒そのままをあげられるのは、1歳を過ぎて離乳食が完了してからになります。

 

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納豆を赤ちゃんに与える場合そのまま?加熱する?

赤ちゃん 離乳食 納豆

赤ちゃんが粘り気を嫌がったり、食べにくそうにしていなかったら、加熱せずにそのままの状態でも与えて大丈夫です。

でも、粘り気を嫌がったり、食べにくそうにしているようだったら、ザルや茶こしに納豆を入れて、お湯をかけると納豆の粘り気が取れて食べやすくなります。

我が家も最初の頃は粘り気を嫌がったので、ひきわり納豆を賞味期限内に一度冷凍させて、使う分だけザルにあけて熱湯を回しかけて粘りを取りました。

冷凍させるとかなり粘りが取れますし、熱湯をかけることで解凍されると同時にさらに粘りが取れて一石二鳥♪

 
最初のうちは赤ちゃんに与える量って、本当にわずかなのでこまかく刻んだ納豆を使う分ごと製氷皿に小分けにして冷凍すると、食材をムダにすることなく経済的ですよ。

 

納豆菌は加熱しても栄養価は変わらないの?

納豆を加熱しても栄養価が変わらないのか?の前に、納豆にはどんな栄養素があるのかを見てみましょう!

ここでは納豆で有名な「おかめ納豆」を例にあげて公式ホームページの栄養成分を参考に見てみましょう!

納豆1パック(45g)の栄養成分
たんぱく質 
(7.4g)

筋肉や臓器を作ったり、髪・皮膚・爪を健康に保つ効果や体のエネルギーに欠かせない成分。

ビタミンB6 
(0.11mg)

免疫機能を健全に保ったり、乳児期の脳の発達や成長促進、免疫機能の向上効果があります。

ビタミンB6

カリウム 
(300mg)

血圧を下げ、筋肉や心筋の活動を正常に保つなど生命活動を維持するうえで重要な役割をする栄養素。

カリウム

マグネシウム 
(45mg)

エネルギーの代謝を助け、動脈硬化を防いだり、歯や骨の形成に必要な栄養素。

マグネシウム

鉄分 
(1.5mg)

貧血などの病気を防ぎ、特に生後12ヶ月までの赤ちゃんには欠かせないミネラルです。

鉄分

食物繊維 
(3.0g)

腸の健康を保ち便秘解消に効果的な栄養素。

食物繊維

ビタミンE 
(0.5mg)

コレステロールを減らし、血行をよくする栄養素。

カルシウム 
(41mg)

イライラを防ぎ、骨や歯、体の形成にも重要な栄養素。

カルシウム

ビタミンB2 
(0.25mg)

肌や粘膜の健康を保つ。ビタミンB2不足になると栄養が代謝されず、成長障害を引き起こす。

ビタミンB2

納豆1パックにこんなにもたくさんの栄養素が詰まっています。

では、加熱するとこの優れた栄養素は変化してしまうのか?

納豆だけに含まれる成分『ナットウキナーゼ』という成分。

このナットウキナーゼは、血液をサラサラにしてくれる効果があるのですが、加熱することによって壊れてしまいます。

さらに、ビタミンB2・ビタミンB6などのビタミンB群は、熱に弱いので加熱すると減少してしまいます。

 

その他のたんぱく質・カリウム・マグネシウム・鉄・カルシウム・食物繊維などの栄養素は、熱に強い性質のため加熱しても減少することはありません。

加熱によって失われる栄養素もあるので、なるべくなら加熱せずに食べさせてあげられるといいですね。

 

納豆菌は冷凍しても栄養価は変わらないの?

加熱したときの栄養素の変化が分かったところで、冷凍した場合の栄養素の変化も知りたいですよね?

納豆を冷凍保存した場合に失われる栄養素はほとんどありません。

ただし、ビタミンB群だけは失われてしまうので、冷凍した納豆を食べさせる場合には、ビタミンB群を多く含む食材と一緒に食べることで補うことが出来ます。

 

ビタミンB群を多く含む食材は、
・卵
・のり
・青海苔
・玄米 など

 

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納豆を赤ちゃんに与える量や与え方のコツは?

納豆 赤ちゃん 離乳食

赤ちゃんに納豆与える場合は、月齢や離乳食の進み具合によって異なってきます。

離乳食を5ヶ月目から始めた場合の1回あたりの目安量を紹介しますね。

※厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」より参照しました。

  離乳食初期
(生後5~6ヶ月頃)
離乳食中期
(生後7~8ヶ月頃)
離乳食完了期
(生後12~18ヶ月頃)
10~15g 15g 15~20g
10~15g 15g 15~20g
豆腐 30~40g 45g 50~55g
卵黄1~全卵1/3個 全卵1/2個 全卵1/2~2/3個
乳製品 50~70g 80g 100g

納豆は他のたんぱく質との摂取量を考えて与える必要があります。

納豆を与える場合の目安は、豆腐の1回あたりの目安量を参考にしましょう。

例えば納豆入りの卵かけご飯を赤ちゃんに食べさせたい場合は、納豆を30gにして、卵黄を2分の1にするなど、たんぱく質のバランスを考えて与えるようにしてください。

だいたい納豆1パック40~45g入りなので、離乳食中期に1回のたんぱく質が納豆のみの場合は、1パックあげても問題ありません。

しかし、たんぱく質源の摂取が納豆だけに偏らないように、お肉やお魚など他のたんぱく質源とバランス良く摂取するようにしましょうね。

 

納豆を赤ちゃんに与えるときに注意すべきこと

納豆を赤ちゃんに与えるときには下記のことに注意して、様子をみながら与えてあげてください。

・食物アレルギーに注意する
・最初は少しずつ与える
・一回分の目安量をきちんと守る
・納豆のタレは使わない
・食べにくい時は調理法を工夫する
 

食物アレルギーに注意する

冒頭のほうでもお伝えしましたが、両親のどちらかが食物アレルギーを持っている場合、赤ちゃんに遺伝する可能性が高いです。

その場合は必ずアレルギー検査をして、安全を確かめてから与えるようにしてください。

 

最初は少しずつ与える

初めて赤ちゃんに納豆を与えるときは、こまかく刻んだものを小さじ1杯分くらいから始めましょう。

大丈夫であれば様子を見ながら少しずつ増やしていく、それともう一つ大事なことは、アレルギー反応が出てもすぐに病院で対応できるように、昼間の時間帯に食べさせてくださいね。

 

一回分の目安量を守る

たんぱく質を摂り過ぎると、
・肥満の原因になる
・便秘や下痢になりやすい
・肝機能が低下する
・おならが臭くなる

などの症状がみられることがあり、体調不良を引き起こします。

赤ちゃんは自分の体調が悪くても、上手く伝えられませんのでしっかりと摂取量を管理してあげてくださいね。

 

「納豆のたれ」は使わない

納豆についてくる「納豆のたれ」は、赤ちゃんにとって塩分が非常に多いので離乳食には適していません。

ですから、離乳食で納豆を使う場合は「たれ無し」で作ってあげてくださいね。

 

食べにくい時は調理法を工夫する

赤ちゃんによっては、納豆特有のあの粘り気や臭いが嫌いな赤ちゃんもいます。

そんなときは、「湯通しして粘り気を取る」、「おかゆに混ぜる」など調理法を工夫して、赤ちゃんが食べやすくしてあげると喜んで食べてくれるようになります。

 

まとめ

納豆を赤ちゃんに粒のそのまま与えられるのは、離乳食完了期になってから、それまではこまかく刻んだものを、離乳食中期から少しずつ与えるようにしましょう。

納豆は体にいい食材ですが、食べさせ過ぎは逆に体調を崩す原因になるので、栄養のバランスを考えて、ママの愛情とともに与えてあげてくださいね。

 

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